クリニックで受けることのできる『レーザー脱毛』について解説していきます。
『レーザー脱毛』と『光脱毛』
レーザー脱毛とよく似た脱毛方法に『光脱毛』というものがあります。
最大の違いは出力の大きさで、レーザー脱毛はクリニックなどの医療機関でしか受けることができません。
両者の違いついては以下の記事を参考にしてください。
-
クリニックの『医療脱毛』とエステの脱毛って何が違う?
クリニックで受けられる『医療脱毛』 エステで受けられる『脱毛』 この二つについて解説していきます! 『永久脱毛』が期待できるのはクリニック 実は日本には『永久 ...
続きを見る
レーザー脱毛のメリット
- 永久脱毛で自己処理の負担が無くなる
- 短期間で脱毛が完了する
- 毛量が多い、剛毛でも脱毛効果を実感できる
- 厚生労働省認可の医療機器を使うので安全
- しつこい勧誘がない
永久脱毛で自己処理の負担が無くなる
医療脱毛は、毛を作り出す毛母細胞をレーザーで破壊するため、永久脱毛が可能です。
永久脱毛なので、ムダ毛の自己処理をする必要がないため、カミソリやワックスが与えるような、大きな肌負担も一気に軽くなります。
また、毛母細胞を破壊してムダ毛が生えないようにしてくれるため、自己処理で起こりやすいポツポツとした埋没毛が起こることもないのでキレイな素肌が手に入ります。
短期間で脱毛が完了する
医療脱毛は、人によって施術間隔は変わりますが、サロン脱毛より早く脱毛が完了します。
- 医療脱毛・・・施術回数5~6回(約1年)
- エステサロン・・・施術回数10回以上(約2年)
理由は1回あたりの脱毛効果が高いため、施術回数は平均で5~6回で通院回数も少なく、期間にすると最短1年で脱毛が完了するんです。
サロン脱毛の場合は、1回あたりの脱毛効果が医療脱毛より低いので、通院回数は10回以上と多くなります。脱毛完了までの期間も、2年以上かかることが多く、終わりが見えにくいというデメリットがあるのです。
毛量が多い、剛毛でも脱毛効果を実感できる
毛量が多く、剛毛の人にこそ医療脱毛の効果が発揮されます。
医療脱毛で使うレーザーは、黒い色に反応するため、毛量が多く剛毛なムダ毛ほどレーザーが照射しやすいのです。
また、サロン脱毛では時間がかかり、自己処理が必要ですが、医療脱毛なら剛毛でも永久脱毛ができます。
永久脱毛で、ムダ毛が生えてこなくなると毛穴が引き締まって目立ちにくくなり、キメの細かい美肌も手に入るのです。
厚生労働省認可の医療機器を使うので安全
最近は、エステサロンでも使っている脱毛器のクオリティの高さをアピールしていますが、医療脱毛にはサロン脱毛にはない高い安全性があります。
医療脱毛で使うレーザー機器は、国から認可を受けた安全性が確認されている医療機器で、正しい知識を持った医師や看護師が操作するため、安全な施術が受けられるのです。
レーザー脱毛のデメリット
- 脱毛にかかる費用がサロン脱毛より高い
- サロン脱毛より痛みが強い
- 白髪や産毛の脱毛には効果が出にくい
- 肌トラブルを起こす可能性がサロン脱毛より高い
脱毛にかかる費用がサロン脱毛より高い
医療脱毛は医療機関で施術するので、保険が適用されるのではないかと期待している人もいるのではないでしょうか?
残念ながら医療脱毛は保険の対象外で、自費診療になるので、全額自己負担になります。
また、医療脱毛のレーザー脱毛はエステ脱毛より効果が高いため、1回あたりの施術費用としてはエステ脱毛の1.5倍くらいの費用が必要になります。
最近は医療脱毛も価格競争があり、以前よりはリーズナブルな価格で行えるようになりましたが、それでも決して安くはありません。
ただし、コスパを考えると医療脱毛の方が優れています。なぜなら、医療脱毛は永久脱毛できるからです。
施術が完了すれば、今生えているムダ毛が抜け落ちてからは二度とムダ毛が生えません。エステ脱毛は完全にムダ毛が生えなくなる、というわけではないので、施術完了後も事故処理に時間もお金もかかります。
トータル費用ではエステ脱毛よりも安くなると考えると、医療脱毛の料金への見方も変わるかもしれません。
サロン脱毛より痛みが強い
クリニックで行うレーザー脱毛は、効果が高いぶん痛みも強くなります。
施術に使う脱毛機器の出力が強く、施術の部位によっては「かなり痛い」と感じるかもしれません。
しかし、医療脱毛では希望すれば麻酔クリームなどを使ってもらえるので、痛み対策が可能です。
麻酔料金は別でかかりますが、痛みが心配な人は検討してみると良いでしょう。麻酔で痛み対策ができるのも、クリニック脱毛ならではのメリットです。
白髪や産毛の脱毛には効果が出にくい
医療脱毛もエステ脱毛も、白髪や産毛は脱毛効果が効きにくいため、医療脱毛でどんな毛でも必ず永久脱毛できるとは言えません。
レーザー脱毛と光脱毛は、ムダ毛の黒いメラニン色素に反応します。
しかし、白髪や産毛はメラニン色素が少ないため、レーザーや光が反応しにくく、十分な効果が得られないのです。
ただし、最近は産毛や白髪でも効果が出やすい脱毛器も登場しています。それがダイオードレーザー(SHR方式)です。
ダイオードレーザー(SHR方式)搭載の脱毛器は、メラニンではなく毛根を包んでいる毛包全体がターゲットになるため、うぶ毛や白髪など幅広い毛の種類にも効果が期待できるのです。
白髪が生える前に脱毛するのがベストですが、白髪がすでに生えている、元々産毛が多い人はダイオードレーザー(SHR方式)搭載の脱毛器を採用しているクリニックを選ぶと良いでしょう。
肌トラブルを起こす可能性がサロン脱毛より高い
施術後の肌はとてもデリケートな状態になるため、日焼けや乾燥を起こしやすく、正しいお手入れをしないとシミや乾燥による肌のハリ低下、かゆみなどの原因になります。
クリニック脱毛もエステ脱毛も、施術後のお手入れが必要ということには変わりません。必ず、医師や看護師に必要なお手入れを具体的に聞き、アドバイス通りにケアしましょう。
また、万が一肌トラブルがあった際にも、医療機関なので医者や看護婦にちゃんと対応してもらえる点では安心です。
まとめ